【Visual Studio Community 2022】 とは? そのインストール方法を画像多めで解説!

こんにちは、ぷっちーです

今回はVisual Studio Community 2022のインストール方法についての記事です
プログラミングする方、ゲーム制作をする方は必見です!

是非、参考にしてください!

Visual Studio Community は「Windows」に対応してます
Macなどの「Windows」以外の場合はVisual Studio Code をおすすめします

可能な限りインターネット環境の良い場所で行うとスムーズに進みます

そもそもVisual Studio Communityって何?

読み方は「ビジュアル スタジオ コミュニティ」です

今後はVisual Studio を「VS」と略していきます

VS Communityとは簡単にまとめると
色々なプログラミング言語を超いい感じに使える機能が入った無料ツールです!

なにがいい感じなのかというと

という、プログラミングにおける最強ツールです!

上記であげたものを更に詳しく説明します

アプリを作るのに必要な機能が全て揃っている

アプリを作るためには下記のような機能が必要です

  • プログラムを書くための機能(コードエディタ)
  • 書いたプログラムを機械に分かるように翻訳するような機能(コンパイラ)
  • ちゃんと意図した動きをするかチェックする為の機能(デバッガ)
  • 書いたプログラムを実際にアプリ化して実行出来るようにする機能(リンカ)

これらの機能があるツールを一つ一つダウンロード、インストールして
それぞれ設定を行い始めてアプリの開発が出来るのですが

VSであればこれらの開発に必要な機能がすべて入っており、細かい設定もあまり必要なく使えます!

これを統合開発環境(IDE、integrated development environment)
といいます

VSはこのIDEの代表といえるくらい有名です!
作ってる会社もMicrosoftで有名ですね

ちなみに正式名称はMicrosoft Visual Studio です
長いのでVSと略されてることが多いです

20年以上の歴史のある点においても
信頼と安定がありますね!

プログラムのコード(文章)の間違いを指摘してくれる

これは超ありがたい機能で、筆者も無くてはならないくらいに重宝してる機能です!

プログラムは人間が書くのでたまにはミスします
括弧が抜けていたり、プログラムの書き方が違っていたり、誤字していたりします

プログラムは繊細なので、括弧が閉じられてないだけでもエラーになります

それらを「間違ってますよ!」と赤の波線でその部分を指摘してくれます

指摘どころか「こう書いたらどうですか?」と提案してくれる事もあります!

仮に間違ってなくても、「ここの文章は不要ですよ」、「これ、作られたけど使ってないよ」
などのプログラムに無駄の無いようにするサポートもしてくれます!

また、予測で次に書くであろうコードの候補まで教えてくれます!

これは超便利、超有能です!

多様なプログラミング言語に対応している

プログラミング言語は多種多様にあるのですが、一般的によく使われるものにはほとんど対応してます

「Unity」で使用するC#、「Unreal Engine」で使用するC++にも対応してます

Webサイトで使用するHTML、CSS、JavaScriptにも対応してます

他にもPython、C言語などにも対応しており、あげればキリがありません!

つまり、このツールがあれば、パソコン、スマホ、Webサイトなどの色々な環境に対応したアプリを作れることになります!

有能で、無料(ちょっとした条件あり)

とてつもなく有能な機能をなんと無料で使えます

ただ、企業の場合は有料になる可能性があります

Visual Studio 製品の比較 | Visual Studio
Visual Studio 2022 製品を比較して、お客様にとって最適のツールとリソースを見つけてください。

簡単にまとめると

エディションCommunityProfessionalEnterprise
個人開発条件なしなしなし
企業開発条件
(全て満たすこと)
PC250台未満
年間収入100万米ドル未満
5名まで利用可能
教育用途のみであれば利用可能
委託開発での利用は不可
なしなし
出来ることProfessionalエディションと
同じ機能を全て使える
開発に必要な機能は
ほぼ全て使える
テストツールや
デバッグ機能などの
全ての機能が使える
料金無料毎月、1人あたり
45米ドル
毎月、1人あたり
250米ドル
VS 2022 の場合 (2024年7月現在)

企業の方は該当する可能性も十分ありますので、注意が必要です

個人の方は「Community」で無料で使用出来ます

個人の方は始めから有料のものを使わないといけないほど、高度な事をやる可能性はほぼ無いので、無料の「Community」で十分です

インストール方法

では、Visual Studio Community 2022 のインストール方法を解説します

まずはインストールするためにこちらのWebサイトにアクセスします

無料の開発者ソフトウェアとサービス - Visual Studio
無料プラン: Visual Studio Community、Visual Studio Code、VSTS、Dev Essentials。

Webサイトにある「Visual Studio Community」と書いている方の
無料ダウンロード」ボタンをクリックするとインストールするための実行ファイルが
ダウンロードされます

もしダウンロードがされない場合、Webサイトの表示が切り替わっているはずなので
そのWebサイトの左側にある文章で「こちらをクリックして、もう一度お試しください」
という部分をクリックするとダウンロードが開始されます

ダウンロードが終わると画面右上の方に「VisualStudioSetup.exe」と書いてあるものが現れるので
そちらをクリックします

もし、画像のようにならない場合や、消えてしまった場合は
こちらをクリックして参考にしてください

画面下にある黄色いフォルダアイコンを「右クリック」してください(左ではなくです!)

クリックすると下記のような画像の状態になります

その後、「ダウンロード」をクリックしてください

その「ダウンロード」フォルダにある「VisualStudioSetup.exe」を
ダブルクリック」してください

クリックするとインストールするための実行ファイルが起動します

このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?
と表示されたら「はい」を選択してください
「いいえ」を選択すると進みません

この後も度々でることがあるので、全て「はい」を選択してください

起動すると下記の画像の状態になるので、「続行」をクリックします

その後ワークロードの画面になります

ワークロードで使いたい機能を追加でインストールすることが出来るのですが
むやみやたらにチェックをつけると膨大な量のインストールが始まるので
今回は基本の「コア エディター」のみインストールします

UnityやUE5などを使う場合、このワークロードで追加インストールする必要があります
これらの説明はこの後にある「Unity用の設定」や「UE5用の設定」で説明します

では、「インストール」をクリックしましょう

今回はワークロードを追加しないので、「続行」をクリックします

しばらく待つとインストールされたVS Community 2022が起動します

サインインをする画面になりますが、個人の方は特にサインインしなくても問題なく使用できるので
今はスキップする。」をクリックします

サインインはMicrosoftのアカウントがあればこのタイミングでサインインが出来ます
サインインすることで複数のパソコンで同じ設定を同期しやすくなったりする等のメリットもあるので、複数のパソコンを使うのであればサインインするのも良いかと思います

その後、配色テーマ(見栄え)の簡単な設定ができる画面が表示されます
ここはお好みで問題ありません、「濃色」ままでも問題ありません

好きな配色テーマをクリックした後、「Visual Studio の開始」をクリックします

これでインストールは完了になります!

パソコンに疎い方は画面の下にある紫色のアイコンを「タスクバーにピン留め」しておくことで
アプリを起動したいときに常に画面下にアイコンが表示されるので探す手間が省けます

画面下にあるアイコンを「右クリック」して「タスクバーにピン留めする」を「左クリック」してピン留め出来ます

紛らわしいですが、画像の一番右側にあるのが「Visual Studio Community 2022」
そのすぐ左側にある下矢印(↓)のついたのが「Visual Studio Installer」(インストーラー)になります

「Visual Studio Community 2022」実際にプログラムを書く時に使うもの

「Visual Studio Installer」ワークロードで機能を追加したり、「Visual Studio Community 2022」を更新する時に使うものです(今まで説明していた方です)

「Visual Studio Community 2022」の方は今すぐにプログラムを書かないので、
閉じるボタンで閉じましょう

このままワークロードで追加インストールしたい方は画面下にある「Visual Studio Installer」
のアイコンをクリックして準備しましょう

Unity用の設定をしたい方はここをクリックしてください

UE5用の設定をしたい方はここをクリックしてください

Unity用の設定

UnityでVisual Studio使用する場合は、コアエディターだけでは使用出来ません!

ワークロードにてUnityで使用するための機能をインストールする必要があります

その設定方法を説明します
そこまで難しくは無いので安心してください!

まずは、「Visual Studio Installer」を開きます

その後、「変更」をクリックするとワークロードの画面になります

Unityで使用できるようにするために、マウスをスクロールして
Unityによるゲーム開発」にチェックを付け「変更」をクリックすると
インストールが開始されます

Unityは「Unity Hub」というソフトでインストールします
もし「Unity Hub」をインストールしていない場合は画像右側の
「Unity Hub」にチェックすることでインストール可能です!
詳しいUnityのインストール記事は後日書く予定です!

しばらくするとインストールが完了します
これで、UnityでVSが使用できるようになります!

UE5用の設定

UE5でVisual Studio使用する場合は、コアエディターだけでは使用出来ません!

ワークロードにてUE5で使用するための機能をインストールする必要があります

UE5では「ブループリント」とよばれるプログラムを書かずに出来る仕組みがあります
「ブループリント」のみを使用する場合は設定の必要はありません
将来的にVSでプログラム使用する方は設定しましょう

UE5の場合は公式が説明している方法がありますので、そちらも参考にしていきましょう

Just a moment...

公式の情報も含め、こちらでも設定方法を説明します

まずは、「Visual Studio Installer」を開きます

その後、「変更」をクリックするとワークロードの画面になります

UE5で使用できるようにするために、マウスをスクロールして下記の必要なものにチェックします

  • .NETデスクトップ開発
  • C++によるデスクトップ開発
  • Windowsアプリケーション開発
  • C++によるゲーム開発

これらにチェックを付け、右側の「インストール詳細」の中に必要なものにチェックが入っているか確認します、必要に応じてマウスでスクロールして確認してください

  • C++ プロファイリング ツール
  • C++ AddressSanitizer
  • Windows 10 SDK (10.0.18362 以降)」(今回の場合は「Windows 11 SDK (10.0.22621.0)」)
  • Unreal Engine インストーラ」(デフォルトではチェックが入っていない可能性あり)


特に、「UE5」をまだインストールしていない場合は「Unreal Engine インストーラ」にチェックがついているか確認しましょう(筆者の場合デフォルトではチェックがついてませんでした)

また、「Windows 10 SDK (10.0.18362 以降)」の「10.0.18362 以降」については
18362」より高い数字であれば問題ないので

今回の場合は「Windows 11 SDK (10.0.22621.0)」をインストールしています(デフォルトではチェックがついているはずです)

UE5のワークロードは容量がかなり重いので、必ずインターネット環境が良いところで時間にゆとりをもって行いましょう
筆者の実際の環境では「約20GB」の量をインストールしました
UE5本体も含めると合わせて「約80GB以上」の量をインストールすることになります

確認が終わり問題がなければ「変更」をクリックすると
インストールが開始されます

しばらくするとインストールが完了します
これで、UE5で使用できるようになります!

まとめ

「Visual Studio Community 2022 のインストール方法」について解説しました

各ツールとVSを連携して使うには
「Visual Studio Installer」のワークロードで適切な追加
が必要です

もし、上手く動かない場合はワークロードの確認をして必要な機能をインストールしてみましょう

また必要に応じて、ワークロードの追加記事を書く予定です

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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